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少し前に、弟の貸してくれた本の中に混じっていた
「暗いところで待ち合わせ」。
乙一さんの本は初めて読みましたが、面白かったです。
現実では起こり得なさそうな不思議な話。

ある駅で殺人事件が起こり、そこから逃走した男性は、
重要参考人として手配されてる。
ミチルはその駅を見渡すことのできる家に住んでいる。
けれど彼女は目が見えないから、駅の様子も見えない。
そのミチルの家に、重要参考人の男性がこっそり入り込み、
息を潜めて暮らし始める。という話。

昨日はその作品が映画化されたものを観ました。
主人公の全盲の女性ミチル役が田中麗名。
最初ちょっと意外だったのですが、すぐになじみました。
あとの役者さんもみんな良かったです。
原作と設定が変わっているところがあって、
それはその男性が日本人じゃなくて中国人とのハーフっていうところ。
この設定は、あまり賛成しない人もいるでしょうが
私は良かったと思いました。
役者さんが素敵だったのもあるし、彼の心の闇を表現するのに
良かったんではないかと思ったからです。
この役者さん、どこかで見たなーと思っていたら「藍色夏恋」の人だった。
他にも日本の作品に色々出ていて、
日本でも人気が出ていると書いてありました。
もっと見てみたくなった。

ストーリーはけっこう原作に忠実で、私は原作を読んだ後に
映画を観るとほぼ確実に感じる失望感をあまり感じずに観ました。
本を読んだばっかりなので筋も完全に憶えてるけど、
それでも退屈せず観ることができたし、良かったです。
ストーブのエピソードがなかったのは残念だったな。

本を読んでいない人が映画を見たら、2人の抱える気持ちとか、
ミチルの気持ちの変化とか、どこまで伝わるんでしょうか。
映画はやっぱり本よりは描写が難しいだろうなあ。
セリフがあんまり説明的になっちゃったら良くないし。
それに作る人は原作を知ってるわけで、何も知らないで観る人が
どう感じるか想像しながら作るのは大変そう。
原作を知らない人の感想が気になるところです。


| 映画 | comments(0) | - | posted by deco2006 -
最近レニー・ゼルウィガーのインタビューを読んで、
見てみたくなったのでレンタルしてきました。
ミュージカル映画なので、面白さには期待していなかったというか、
歌とか踊り、雰囲気、映像の美しさを楽しむ映画なのかなーと思ってました。
そうしたら、かっこよくて、面白くて、すごくお気に入りの一本になりました。

私はあらすじも知らずに見たのですが、ストーリーはというと。

シカゴの舞台で主役をはれるヴェルマ。
ある日、夫と妹を射殺してしまいます。
そして、舞台を夢見るロキシーもまた、舞台へのコネがあると言った
浮気相手の言葉が嘘と知り、その人を射殺。
2人は同じ刑務所に入れられます。
ロキシーは腕利きの弁護士ビリーによって、マスコミをうまく利用して
シカゴのスターになっていく。
ヴェルマはそれを歯軋りしてみている。
そしてロキシーは裁判に臨み・・・

というお話です。
いくらでも暗くなりそうな内容だけど、そうじゃなくて、痛快な映画です。
ミュージカルなんだけど、歌の部分がロキシーの空想のように描かれていて、
不自然さがないので、ミュージカル苦手な人でも楽しめるはず。
歌も踊りもほんとにかっこいいし。
特に、女囚達が自分の罪を順に告白していくところ。
(キーワードをつぶやきながらの始まり方、赤いライトをバックに
女囚達の影が浮かび上がってるところ、一人一人のダンス)
ロキシーが人形になってビリーが腹話術をするところ。
(ロキシー=レニー・ゼルウィガーは本当に人形みたい。
部分的に実際の場面と台詞が挿入されているのも面白い)
最後のショーのところ。
(かっこよくて、ユーモアたっぷりで、こんなショーを見てみたい)
などなど、すごくひきこまれました。

キャサリン・ゼタ・ジョーンズは、ミュージカル経験があるそうで、
歌も踊りも見事なものでした。
私は「トラフィック」のロングヘアの印象が強くて、上品な感じの
イメージを持っていたんだけど、高慢な舞台女優の役、ぴったりでした。
髪型も似合ってた。
女性って、髪が長いと、「綺麗な人」って印象だけなんだけど、
短くすると個性が出てすごく魅力的になることが多い気がする。

レニー・ゼルウィガーは、ミュージカルの経験は全然なかったそうです。
インタビューによると、監督のロブ・マーシャルをすごく敬愛していると
いう理由で出演を決めたんだそうです。
経験がないなんて信じられないほど、歌も踊りも立派でした。

弁護士役のリチャード・ギアの歌と踊りも良かったです。
私はリチャード・ギアがすごくかっこいいと思うわけではないけど、
(うちの社長を思い出す顔してるし・・・)なんとなく好きです。
いい人の役も似合うけど、こんなちょっと憎たらしいやり手の役も
似合いますね。

俳優さんてほんとすごいなー。
いくらでも別人になっちゃって。
踊りの経験のない人が、数ヶ月でこんなに踊れるようになって。
色んなものを手にしてる人は、それだけの努力をしているんだなーと
思いました。

| 映画 | comments(0) | - | posted by deco2006 -
New Yorkの911のとき、乗客が立ち上がって飛行機を取り替えそうとして、
どこにもぶつからずに地面に墜落したのがこの93便。
昔から、こんなきつい映画とか本に出会ったら、
「これはお話、本当のことじゃないんだ」と
自分に言い聞かせて先に進んできました。
が、この映画はある程度本当に起こったことなんだからいたたまれません。
どこまでこの通りだったかは分からないけど、乗客の人たち、すごい。
こんな行動、なかなかできないと思う。
なんだか、もっと強くなりたいと思いました。
精神的にもだけど、身を守れるような術を少しでも身につけたい。

地上でこの異常事態に対応していた人たちの動揺も、
ものすごく大きかったんだというのも、改めて感じました。
いち早く「これは戦争だ」と見極めて、空港の封鎖を命じたボスの人。
こんな人がアメリカ政府にいなかったのが残念です。

これが起こったのはほんの数年前なのに、
もう映画になってる今の時代って不思議。
父が亡くなって少ししかたっていないのに、
父はこの事件を知らないということもなんだか不思議。
こんな風に生きるために戦った人たちもいるのに、
自ら命を絶ってしまう人もたくさんいることが悲しい。
ちょうど「ターシャ・テューダー」さんの番組を見て
生きることの素晴らしさや世界の美しさを感じたところだったので
同じアメリカとは思えず、胸が痛い。

色んなことを思いました。
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かもめ食堂
かもめ食堂
小林聡美
見たい映画はいっぱいあるけど、夜になるとエネルギーがなく
時間もないので、なかなか見られません。
今日は久しぶりにDVDを借りてきて「かもめ食堂」を観ました。
舞台はフィンランド。
ここで小林聡美さんがえんじる「さちえさん」が食堂を開き、
そこにちょっとおかしな人々が集まってくるお話。
あったかくて可笑しみのある、素敵な映画でした。
インテリアや、置いてある雑貨も可愛いし、
景色も色も綺麗だし、あぁ、フィンランドに行ってみたい。
前から行ってみたかったけど、ますます旅心を刺激されました。

さちえさんの作る料理はとてもおいしそうで、みんなニコニコ。
食堂でじゃないけど、さちえさんが片桐はいりさん演じる
みどりさんに食事を作る場面で、ご飯を口に入れて
みどりさんが思わず涙するところがありました。
それを観て、「森のイスキア」のことを思い出しました。
かもめ食堂のメインメニューはおにぎりだし。

おにぎりも、とてもおいしそうで、
最近サランラップで作ったりしてたけど、
やっぱり手塩でにぎった方がおいしいだろうな。
「おにぎりは人に握ってもらった方がうまいんだ」
「コーヒーは人に淹れてもらった方がうまいんだ」という
台詞にも納得。
その通りだなあ。
私はコーヒーは普段あまり飲まないんだけど、
この映画を見ていたらコーヒーが飲みたくなりました。
ドリップで淹れるときは「コピ・ルアック」と唱えてみたい。





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